母乳実感の哺乳瓶を使用してるけど、「飲み終わるまでに20分以上かかる」「全量飲みきれない」「飲みこぼしがとても多い」なんてことありませんか?
そんなときに一度試してほしいのがピジョンスリムタイプの哺乳瓶です!
そこでこの記事では
- なぜ母乳実感で上手に飲めないのか
- ピジョンスリムタイプを試してみてほしい理由
について解説していきます!
この記事を読めば、母乳実感で飲めないことに対する不安が解消されます。
母乳実感の哺乳瓶について
母乳実感とは、ベビー用品メーカーで有名なPigeonから発売されている哺乳瓶です。
赤ちゃんが生まれながらに持つ自然な口の動きを追求した設計されており、子ども病院で使用しているところが多いです。
この母乳実感でミルクを飲む際の口の動きが、直接母乳を飲む際の動きに非常に似ているので、母乳をメインに考えている人には非常におすすめです。

母乳実感で上手に飲めない理由
吸い付きが浅い
2週間検診や1ヵ月検診で体重増加不良で入院となる赤ちゃんがいますが、お母さんに瓶授乳をしてもらうと乳首への吸い付き(以下ラッチオンと言います)が浅いことが多いです。
母乳をあげる際にも乳頭を深くふくませて!と言われることが多いと思いますが、瓶授乳でもラッチオンが浅いと授乳中に疲れてしまい全量の飲めない原因になります。
しっかり深くラッチオンしてみましょう。
発達が未熟
大人気の母乳実感ですが、最初は上手に飲めない子もいます。
前述通り、母乳実感は「母乳を飲む際の口の動き」で飲めるような設計になっています。
そもそも新生児は直接おっぱいから母乳を飲む直接授乳と、瓶でミルクを飲む瓶授乳では直接授乳の方が疲れやすいと言われています。
そのため、直接授乳に近い母乳実感での授乳は疲れやすいです。
母乳実感で上手に飲めない赤ちゃんは、早産で生まれた子や、出生時体重が2000g前後のまだ小柄で口が小さい子が多いです。
口が小さいため、母乳実感では深くラッチオンすることができず授乳にかなりの時間がかかったり、力尽きて全量飲めないこともあります。
哺乳が苦手
飲みこぼしが多い赤ちゃんには上記のような発達の未熟さも考えられますが、そもそも哺乳が苦手な可能性もあります。
運動が苦手な子、歌が苦手な子がいるように、あかちゃんにも得意不得意があります。
哺乳が苦手な子の場合、後に紹介するピジョンスリムタイプに変えても良くならないことが多いです。
一度授乳の際に口角を押さえてあげたり、あごを支えてあげたりして哺乳の手助けをしてみてください。
それで飲みこぼしが減る子もいます。
ピジョンスリムタイプとは
ピジョンスリムタイプとは、同じくPigeonから発売されている哺乳瓶です。
耐久性・安全性・使いやすさに優れており、転がりにくく、持ちやすい形の哺乳瓶です。
哺乳瓶の形が細く、乳首も細く作られています。
ちなみに私は一人目が完全ミルクでの育児だったので、このピジョンスリムタイプを使用していました。

飲めない時にピジョンスリムタイプをおすすめする理由
前述したとおり、母乳実感で上手に飲めない子の多くは、口が小さく、口の発達が未熟な子です。
ピジョンスリムタイプは乳首がかなり細く作られており、口が小さい赤ちゃんでもしっかり深く乳首に吸い付くことが可能で疲れにくく、最後まで飲みきることができます。
ただ、乳首が細く短いため、あかちゃんが成長してくると、しっかりラッチオンさせるには長さが足りなくなります。
下の画像は生後6ヵ月の子どものスリムタイプでの哺乳写真ですが、乳首の長さが足りずキャップまで咥えるのでかなり飲みこぼします。
そのため、ある程度成長してきたら母乳実感に買い替えをおすすめします。

最後に
母乳実感で上手に飲めない時の対処法を考察しましたが、スリムタイプへ変えても飲めないこともあるかと思います。
実際病院でも様々な乳首を試してみても上手に飲めない赤ちゃんはいました。
本当に大切なのは上手に哺乳することではなく体重を増やすことなので、飲みこぼしたり、全量飲めなくても体重が増えていれば、しばらく様子を見ても大丈夫だと思います。
ある程度成長してくると、上手に飲めるようになる子がほとんどです。
今回の記事でスリムタイプをおすすめしていますが、あくまで母乳実感で飲めない時であって、最初に購入するのは母乳実感をおすすめします。
頻回授乳で疲れきっている中で授乳がうまくいかないと、かなりのストレスになりますよね。
この記事が少しでも問題解決の力になれればと思います。
コメント