
女優として華やかな活躍を見せている松本若菜さんですが、「下積みが長かった女優」として知られています。
現在は数々の話題作に出演し注目を集めていますが、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
この記事では、松本若菜さんの長かった下積み時代のエピソードや、若い頃の代表作を徹底解説します。
松本若菜の下積み時代
松本若菜の若い頃の代表作5選
松本若菜の最新の話題作3選
読むことで、彼女がどのように努力を重ねて現在の地位を築いたのか、その背景が分かり、より作品を楽しめるようになります。
あなたもこの記事を読み終えたとき、松本若菜さんの演技を一層深く味わえるはずです。

松本若菜の長かった下積み時代

松本若菜さんは2007年に女優デビューを果たしましたが、すぐに主役級の活躍ができたわけではありません。
デビューから約10年以上は脇役やゲスト出演が中心で、女優として大きなブレイクを掴むまで時間を要しました。
両親の反対を押し切り、単身で上京してきた松本さんですが、20代から30代前半にかけてはアルバイトをしながらオーディションを受ける日々をおくっていました。
オーディションを受けるも落ちるばかりで、当時はドラマの1話だけの出演や短い役柄をコツコツ積み上げてきました。
彼女の存在が多くの人に強く印象づけられるようになったのは40代に入ってからです。
筆者まさに「努力と粘り強さでつかんだ成功」と言えるでしょう。
松本若菜の若い頃の代表作5選
松本さんの若い頃の代表作はこちらです。
「仮面ライダー電王」
「腐女子彼女。」
「愚行録」
「麒麟が来る」
「復讐の未亡人」
1つずつ解説していきます。
「仮面ライダー電王」で女優デビュー
松本若菜さんの女優デビュー作は2007年の「仮面ライダー電王」です。
この作品は彼女の女優人生の大きなスタートラインとなりました。



特撮作品は若手女優の登竜門であり、知名度を広げる絶好の機会らしいですよ。
松本さんは主人公の姉「野上愛理」役を演じ、物語のキーとなる人物として出演。
穏やかで優しい雰囲気を持つ役柄は、視聴者に「癒し系ヒロイン」として強く印象づけました。
映画初主演作「腐女子彼女。」


次に注目すべきは2009年の映画「腐女子彼女。」です。
松本若菜さんが初めて主演を務めた記念すべき作品です。
無名に近い中での主演抜擢が、彼女のポテンシャルを示しました。
ヲタク文化を題材にしたラブストーリーで、松本さんはヒロイン「白崎ヨリコ」役を熱演。
恋愛とオタク趣味のギャップをコミカルに表現し、新人らしからぬ自然な演技で評価されました。
この主演経験は、女優としての自信を確かなものにしました。
第39回ヨコハマ映画祭にて助演女優賞を獲得した「愚行録」


2017年には映画「愚行録」で一気に評価が高まりました。
この作品で松本若菜さんは助演女優賞を獲得し、女優としての実力を世に知らしめました。
難解で重厚なサスペンス作品の中で、複雑な人間模様を見事に演じきったからです。
松本さんは「事件の関係者の一人」という役どころを演じ、表情や間の取り方で観客を引き込みました。
その演技力が評価され、第39回ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受賞。
この作品が彼女を“実力派女優”へと押し上げるきっかけとなったのです。
知名度が上がるきっかけとなった「麒麟が来る」
2020年放送のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」では、松本若菜さんの名前が広く知られるきっかけとなりました。
この出演が世間的な知名度を一気に高めました。
松本さんは織田信長の叔母「お鍋の方」を演じ、気品と存在感ある演技を披露。
これにより、多くの視聴者から「この女優は誰?」と注目されました。
連続テレビドラマ初主演作「復讐の未亡人」


さらに2022年の連ドラ「復讐の未亡人」では、ついに主演を務めました。
女優人生で初めて“連続ドラマの顔”となり、松本さんが主役を張れる女優であることを証明しました。
主演として長期間物語を背負うことで、その演技力や表現力が存分に発揮されたからです。
夫を失った未亡人が復讐に挑むというダークで難しい役柄を、迫力ある演技で演じ切りました。
これにより、松本若菜さんの存在感はさらに確立されました。
松本若菜の最新の話題作
松本若菜さんは、下積み時代を経て今や数々の話題作に出演する実力派女優となりました。
近年では、個性的な役どころや存在感ある演技で注目を集めています。
松本若菜さんが出演した最新の代表的な作品3つはこちら。
「やんごとなき一族」
「西園寺さんは家事をしない」
「ザ・ロイヤルファミリー」
やんごとなき一族


松本若菜さんが一気にブレイクするきっかけとなったのが、2022年放送のドラマ「やんごとなき一族」です。
彼女は主人公(演:土屋太鳳)の義姉・美保子を演じ、強烈な存在感と“怪演”とも呼ばれる迫力の演技で視聴者の心をつかみました。
特に義妹を見下し、家柄を重視する傲慢なキャラクターは大きな話題となり、SNSでも「松本若菜=美保子」として一躍知名度を高めました。
西園寺さんは家事をしない


2024年に放送されたドラマ「西園寺さんは家事をしない」では、これまでの悪女的な役柄とは一転、柔らかさとユーモアを兼ね備えた役柄に挑戦しました。
視聴者からは「幅広い演技力を感じる」と高い評価を受け、松本若菜さんの女優としての新しい一面を世に示すことに成功しました。
ザ・ロイヤルファミリー
2025年10月から放送予定の最新の話題作「ザ・ロイヤルファミリー」です。
この作品では格式ある家系を舞台に、家族の確執や権力争いを描いた重厚なドラマの中で重要な役どころを演じています。
松本若菜さんはこれまで培った経験を存分に生かし、上品さと冷徹さを兼ね備えた演技で作品に厚みを加えてくれるに間違いありません。
今から放送が楽しみですね。
松本若菜の若い頃の代表作まとめ
ここまで、松本若菜さんの若い頃から最新の活躍までを振り返りました。
松本さんの魅力は「長い下積みを経ても諦めなかった粘り強さ」と「年齢を重ねて輝きを増す演技力」にあります。
松本若菜さんの今後の活躍も期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。


