看護実習でのメイクやヘアスタイルについて
- 「アイシャドウやマスカラはしない方がいいのか」
- 「今は茶髪だが、黒に染め直した方がいいのか」
- 「普段はカラコンを使用しているが、実習中は普通のコンタクトに変えた方がいいのか」
などについて悩んでいませんか?
先に結論をお伝えすると、看護師は想像以上に学生の見た目には無関心だが、ファンデーションと眉毛を描くだけが一番無難です。
今回の記事を読めば「メイクやヘアスタイルはこれで大丈夫かな」なんて無駄な心配無く、堂々と実習に望めます。
それでは実習指導者経験8年の現役看護師が紹介していきます。
臨地実習指導者から見た看護学生
これから忙しい中で実習指導をしている所がほとんどだと思いますが、忙しいが故に看護学生の見た目なんて実際ほとんど目につきません(笑)
そもそも看護師でも派手な見た目をしている人も結構多いので、そのあたりのことは緩いです。

自分が守っていないことを、学生に指導できませんから
指導者的には見た目よりもコミュニケーション能力や看護計画の出来具合の方が気になります。
どれだけ模範的な学生の姿をしていても、受け身な学生や看護計画の出来が悪いと印象は非常に悪いです。
なので、ファンデーションと眉毛を描くだけスタイルが一番無難ではありますが、そこまで見た目にこだわる必要もないかと思います。
メイクについて
アイシャドウもマスカラも使用して問題ありません。
マスカラは黒でアイシャドウはブラウン系が無難なチョイスかと思います。
髪型・ヘアカラーについて
さすがに金や赤など派手な色は注意されるかもしれませんが、暗めの茶髪くらいなら大丈夫です。
パーマをしていようが何だろうが髪をしっかりまとめていれば特に問題ないです。

髪ができるだけ落ちないようにまとめましょう
カラーコンタクトについて
ナチュラル系カラーコンタクトは特に問題ありません。
さすがに外国人のような目になれるハーフ系カラコンは控えた方がいいと思います。

ナチュラル系カラコンは全く気づきません(笑)
絶対にしてはいけないこと
次に看護実習の見た目を整えることにおいて絶対にやってはいけないことを紹介します。
・まつエクやつけまつげ
・ネイル
・ファーストピアス含むアクセサリー
以上の3つです。理由として衛生面に問題があったり、事故に繋がる可能性があることが挙げられます。一つ一つ見ていきましょう。
まつエクやつけまつげ
まつエクやつけまつげがダメな理由は、落下の可能性があるからです。
病院は基本的には清潔な場所であり、落下しやすいまつエクやつけまつげは絶対にNGです。
ネイル
ネイルは表面に凹凸があると菌が蓄積しやすく、手洗いが不十分になりやすいため不衛生だと言われています。
また、ネイルをしていると爪を頻回に切ることが難しいため爪裏に垢が溜まりやすくなります。

トップコートも爪を切る頻度が少なくなるため控えましょう。
ファーストピアス含むアクセサリー
指輪やブレスレットは手洗いが十分に行われない原因となります。
ネックレスやピアスは、万が一落下してしまった場合、小さな子どもや認知症の高齢者が口にいれてしまう可能性があり、大事故に繋がりかねません。
付けてこないか、着替えの際に必ず外すようにしましょう。
まとめ
今回の記事では
・学生が思っている程、看護師は学生の見た目を気にしていないが、ファンデーションに眉毛を描くのが無難である。
・看護実習ではアイシャドウやマスカラ、カラコンなどを使用しても特に問題なし
・まつエクやつけまつげ、ネイルやアクセサリーは不可
ということをお伝えしてきました。
最初は気にしていた見た目も、実習中が進むに連れて余裕がなくなり、後半はほとんどスッピンで実習に行く人も少なくありません。
実習はかなり頑張らないといけないことも多いですが、できるだけ睡眠もとるよう心掛けてくださいね。
少しでもこの記事を読んでくれた学生さんの実習の手助けになれれば幸いです。
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