「育休から復帰したら収入ってどうなるの?」
看護師として働くママなら、一度は不安に思ったことがあるかもしれません。
私もその一人でした。
出産・育休・復帰を経て働き続けている今、
「収入がどう変わったのか」
「働き方はどう変わったのか」
リアルな体験をもとにまとめてみました。
これから育休に入る方や、復帰を控えている方の参考になれば嬉しいです。
年収はどう変わった?私の年収推移を公開
まずは、ざっくりとした私の年収の変化です。
年度 | 働き方 | 年収 |
---|---|---|
2021年 | フルタイム(夜勤あり) | 約545万円 |
2022年 | 妊娠中夜勤なし、産休へ | 約406万円 |
2023年 | 育休から4月職場復帰、時短 | 約250万円+育休手当約30万円 |
2024年 | 時短勤務、夜勤なし | 約390万円 |
私の働いている病院は妊娠中は希望すれば夜勤を免除してくれるので、妊娠が分かり次第すぐに日勤のみの勤務に変更してもらいました。
するとかなり給料が減り、衝撃を受けたのを覚えています。
手取りで月25万円以上もらっていたのが、20万円程度に下がりました。

看護師は夜勤をしないとそこそこのお給料はもらえないんですね
また、育休中は給与の代わりに「育児休業給付金」がありましたが、やはり収入は下がります。
復帰後は時短勤務になったことで、夜勤手当もなくなり、フルタイム時より年収はかなり減りました。
ただ、「育児と両立しながら続けられる働き方」としては、納得感も大きいです。
時短勤務にして感じたメリットとデメリット
復帰後、私は6時間勤務で働いています。
朝は保育園に送り、夕方はお迎えと夕飯づくり。バタバタですが、フルタイムより心の余裕があります。
【メリット】
- 帰宅後の時間にゆとりができた
- 子どもとの時間が取れる
- 体力的に無理がない
【デメリット】
- 夜勤手当もなく、勤務時間も減るので給料がかなり減る
- 昇進やキャリアアップは後回しになりがち
- 同僚より早く帰ることになるので申し訳なさを感じる

それでも「今しかない時期」に子どもとしっかり向き合えていることは、何にも代えられません
家計が不安だったのでFPとしてやったこと
収入が減ったことで、家計も見直す必要が出てきました。
私はFP3級を持っているので、ある程度の知識を活かして対応しました。
具体的には次のようなことを実践しました。
- 固定費(通信費・保険)を見直す
- 家計簿アプリで支出を可視化(私はマネーフォワードMEを使用)
- 「完璧」を目指さず、大まかな予算だけ決める
- 余剰金や児童手当はNISAへ
上記のことをやるだけで家計に余裕ができ、心にゆとりもできます。

収入を増やすよりも固定費を見直し、支出を減らすことが大事です。
働き方は変わっても、自分らしく生きる選択を
「夜勤をして、もっと稼いだ方が子どものためになるのかな…」と思うことも正直あります。
でも、今は子どもとの時間を大切にしたい。
そう思って時短勤務という選択をしました。
最近はライフステージに応じた働き方ができる職場がたくさん増えてきました。
様々な働き方ができるのも看護師の魅力ですよね。
自分やその家庭に合った働き方を探してみてください。
まとめ
育休後の収入は確かに減りました。
でも、働き方を柔軟に変えることで、育児も仕事も両立できています。
もしこれから育休・復帰を控えていて不安な方がいたら、
「収入が減っても、やりくり次第でなんとかなるよ」と伝えたいです。
焦らず、自分や家族にとってちょうどいい働き方を見つけていきましょう。
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